どらママの日記

Webライターの雑記ブログ

胞状奇胎の疑いで入院 子宮内容除去術1回目!入院費用も公開!入院・手術・退院まで【術直後〜退院編】

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ブログを訪問していただきありがとうございます!

 

胞状奇胎の疑いで入院・手術を受けることになり、入院〜退院までの経過をシリーズでお送りしています。

 

▼前回の記事

doramama.hatenadiary.com

 今回はいよいよ「術直後〜退院編」です。

これから胞状奇胎の手術を受ける方、ほかの病気で全身麻酔の手術を受ける方の参考になればと思います!

 

手術は無事に終了!全身麻酔で意識朦朧のなか病室に戻る

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私が受けたのは「子宮内容除去術」という手術です。

全身麻酔での手術でした。

 

手術直後は意識が朦朧としているのはもちろんですが、出血のリスクや血圧・脈拍・呼吸など全身の状態が変化しやすく、術後数時間はベッド上での安静が必要です。

よって、ベッドに寝たままの状態で手術室から病室に戻ります。

 

全身麻酔の副作用として、

  • 吐き気、嘔吐
  • 頭が重い感じ
  • のどの痛み、かすれ声

が出現しやすいと言われています。

 

麻酔は醒めているものの、しばらくは意識がフワフワとした感じでした。

私の場合、吐き気や頭が重いといった症状は全くなし。

のどの痛みは術直後から軽く感じていて、まともに会話ができるようになったときの第一声はすごくかすれた声でした。

 

術後数時間は歩行禁止!ベッドの上でひたすらジーッと過ごす

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ベッド上で安静にしている間、初めのうちはとにかく眠くて「せっかくだから今のうちにぐっすり寝ておこう」くらいに思っていたのですが、手術を受けたという興奮からか熟睡することはできませんでした。

 

術直後は30分〜1時間おきくらいに看護師さんがやってきて体温や血圧を測ります。

私が消化器外科で勤務していたときは、手術が終わって最初の1時間は15分後ごとのバイタルサイン(体温・脈・血圧・呼吸)測定だったので、「病院によってやり方は違うのね〜」なんて、ぼんやり考えていました。

 

そのうち意識がはっきりしてきたのでベッドの上から手を伸ばしてスマホを取り出し、時間を確認したり、夫にLINEしたり、Twitterを見たりして過ごしました。

 

術後の出血で、たら〜っと生理のときに経血が流れるような感触があり、漏れないように体の向きを変えたりごそごそと手探りでナプキンの位置を調整したりもしましたね。

看護師さんも出血が多くないかちゃんと見てくれましたよ!

 

術後3時間でようやく歩行許可!

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病室に戻ったのは午前11:30頃と記憶していますが、トイレ歩行が許可されたのは午後15:00前でした。

まずはベッドに腰掛け、気分が大丈夫なことを確認してから看護師さんの見守りのもと病室内のトイレに行きます。

「出血の量を見たいのでナプキン見せてくださいね〜」と言われ、赤の他人である若い看護師さんに使用済みのナプキンを見せる。

少し抵抗ありますが、看護師側の意見としては「恥ずかしいとか言ってないで必ず見せてよね」という感覚なので、気にしなくて大丈夫です。

 

歩行が大丈夫なのを確認し、点滴を外してもらいました。

 

術後の歩行許可が出たら、あとは自由だ!!

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歩行の許可が出たら、退院まではどのように過ごしてもOKです。

私が入院した病院は、12歳以下の子供は病室への出入りが禁止されていたので、歩行許可が出たらすぐに夫と子供の待つ談話室へ。 

手術に備えて前日の夜から絶食し、朝から水分もとれず空腹だったので、談話室で待つ子供のおやつをおすそ分けしてもらいました。

 

つわりの症状が消えた!早くも子宮内容除去術の効果が?!

 談話室でおやつを食べながらふと気付きました。

 

あれ?気持ち悪くない。

 

手術前は、ひどい吐き気とだるさで毎日が憂鬱でした。

だるくて朝から辛い、何をするにも時間がかかる、立っているのも辛いのですぐソファにゴロンとなってしまう。

台所に立つのが辛く、食材を見ると吐き気を催すのでまともな食事は作れません。

出来合いのものを買おうと思っても、スーパーに並ぶ食品をみるだけでも吐き気がするのです。

▼その当時の記事はこちら

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それもこれも胞状奇胎(この時点では疑い)からくる症状だったのですが、子宮内容除去術を受けてすぐにこんなに体が楽になるとは思っていなかったので、とにかくびっくりしました!

 

主治医の診察を受け、夕方には退院。

歩行許可が出てから1時間後、主治医の診察がありました。

少し話をして内診。出血や子宮内の状況を確認します。

その後、

  • 次回の診察まではシャワーのみにすること。(感染症予防のため)
  • 生理2日目〜2日目より若干多いくらいの出血が数日続くが、徐々に出血量は減ってくる。
  • 突然大量の出血があったり、いつまでも出血量が減らないようなら受診すること。
  • 抗生物質と子宮収縮薬を処方するので、確実に飲むように。

以上の説明を受け、次回の予約を確認して退院となりました。

 

麻酔から醒めているとはいえ、体はまだ本調子ではありません。

退院の時はタクシーを呼ぶか、家族の運転で帰るのが安全ですよ!

 

気になる入院費を公開!

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私が入院したのは公立の総合病院です。

胞状奇胎の手術は通常一泊二日の入院になるようですが、今回は急遽手術が午前中に前倒しとなったため、手術当日に退院できる「日帰り入院・手術」となりました。

 

まとめると、今回の入院はこんな感じです。

  • 全身麻酔での子宮内容除去術(手術時間は麻酔も含めて約1時間)
  • 術前に子宮口を広げる処置あり
  • 手術前後を通して点滴1本
  • 入院セット、アメニティなし(入院に必要なものは自前で準備)
  • 食事なし
  • 日帰り入院・手術

 

まあ、システム上ほかにもいろんな加算(診療報酬上の料金設定)があったのでしょうが、上記のような日帰り入院・手術でかかった費用は、

 

なんと……

 

なんと……!!!

 

¥46,360

 

でしたーーーー!!!

 

ま、こんなもんですかね。思ったよりリーズナブル(?)でした。

クレジットカード払いにすれば、楽〇ポイントたまるしね……

 

【豆知識】高額療養費制度を確認しておこう!

ちなみに、胞状奇胎の「子宮内容除去術」は初回手術の1週間後に2回目の手術を受けます。

同じ月(1ヶ月)に2回の手術を受けるので「高額療養費制度」の対象になるという方もいると思います。

 

この制度は、1ヶ月の間にある一定以上の医療費(異なる病院で支払った医療費も合算可能)を支払うことになった場合「これ以上の支払いはしなくてもいいですよ」というありがたい制度のこと。

(事前に手続きをすることで窓口での負担が軽くなる場合と、先に支払っておいて後から手続きをすることで還付される場合があります。これは加入している健康保険によって異なるので確認が必要です。)

 

▼詳しい内容はこちらを参考にしてください

高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 

なんと私は1回目の手術が月末、2回目の手術が翌月初旬でしたので、残念ながら高額療養費制度には該当せずでした。(他に通院している病気もないので)

 

もし同じ月に2回の手術を受けていたら、それまでの通院費用と合計2回の入院・手術費用で1ヶ月の医療費上限に達していたと思われます。

すると、その後通院をしても同じ月の間であれば医療費の負担はないということになりますね。

惜しい!!!

 

*   *   *

 

病気をすると、体のことはもちろんですが通院・治療にかかるお金のことも気になります。

最後の「高額療養費制度」はじめ、治療にかかるお金のことはしっかり勉強して改めて記事にしたいなと考えています!

 

ここまで読んできただき、ありがとうございます。

 

胞状奇胎の疑いで入院 子宮内容除去術1回目!入院・手術・退院まで【手術室編】

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ブログを訪問していただきありがとうございます!

 

胞状奇胎の疑いで入院、手術を受けることになりました。

 

▼前回の記事

doramama.hatenadiary.com

 今回はいよいよ「手術室編」です。

これから胞状奇胎の手術を受ける方、ほかの病気で全身麻酔の手術を受ける方の参考になればと思います!

 

大丈夫!

手術は怖くありませんよ。

病気を良くするための大事な治療のひとつです。

 

私は今回が初めての全身麻酔・手術でしたが、率直な感想を述べると、

「一瞬で終わってしまった」

この一言に尽きます。

 

一瞬すぎて、名前を呼ばれて目覚めたときに軽く混乱しました。

 

え?

……もしかして、手術終わった???

 

それくらい、私にとって手術は一瞬のできことでした。

 

*   *   *

 

手術室からのお呼ばれは突然に

午前中の手術とは聞いていましたが、「〇時頃に」という予告はなく、突然「どらさ〜ん、手術室から呼ばれたのでおトイレ済ませてくださ〜い」とナースコール越しにお呼びがかかりました。

 

急だな!!

 

トイレを済ませメガネを外して、看護師さんと歩いて手術室へ。

私が緊張しないように雑談をしてくれたり、看護師さんの心遣いが嬉しかったです。

 

手術室に入る前にリストバンドでIDと氏名を確認し、さらに「〇田 △子」です、と患者自ら名乗ります。

結構前になりますが某市立大学病院での手術患者取り違え事故があって以来、病院では安全確認のため徹底されていますね。

 

手術を受ける前に、病名・手術名を確認する

手術室の看護師さんから、

  • 名前はなんですか?
  • 病名はなんですか?
  • 今日受ける手術はどんな手術と聞いていますか?
  • アレルギーはありませんか?
  • 装飾品はついていませんか?

などの問診を受け、答えます。

ここでも患者本人に間違いないか・病名と術式は間違っていないか・医師の説明をどのように理解しているか…など安全に手術を行うための確認作業が慎重に行われていると感じました。

すごい!

 

いよいよ手術台へ

職業柄、手術室の内部は何度となく見てきたので、恐怖心はありませんでした。

いつもと違うのは、自分が「患者である」ということ。

 

手術台に上がると看護師さんに「上の服を全部脱いでくださいね」と言われ、上半身は裸になります。

手術室は空調がコントロールされひんやりと涼しい上に、手術中は全裸になるため、低体温にならないよう暖かいブランケットが用意されています。

このブランケットが暖かくてホッとしました。

つぎつぎと心電図モニターやら血圧計やらを付けられます。

 

(ズボンやパンツは麻酔をかけてから脱がされるようです。)

 

手術台に仰向けになっていると、ありきたりですが「あぁ、まな板の上の鯉だな……」と感じました。

今まで患者さんから何度となく聞いてきた言葉は、まさに言い得て妙だと実感。

これ以上にしっくりくる言葉はありません。

 

もう、なるようにしかならないよね……と観念します。

 

麻酔科医登場!麻酔が一番ドキドキした

麻:じゃあね、どらさん。まずは酸素マスクつけますよ〜。深呼吸してたくさん酸素吸ってくださいね。

 

どら:はい。(マスクが窮屈でなんか苦しい……)

 

麻:点滴のところから注射で麻酔薬を入れますからね。点滴入れてるところが少しピリピリするな〜と思ったら、10秒くらいで眠ってしまいます。目が覚めたら手術は終わってますからね〜

 

どら:はい。(ドキドキ…)

 

以下、眠りにつくまでの心境。

 

ピリピリ痛いのか〜 やだな〜

ん?なんか鼻かゆい…かゆいけどマスクしてっからかけない……

ま、そのうち麻酔効いて寝たらかゆさなんてわかんないよね〜

起きたらかゆいのなんて忘れてるわ……

てか、いつピリピリすんの?

麻酔薬入れるよ〜って言ってくれるのかな?ドキドキ……

麻酔効いて眠くなる瞬間てどんな感じなんだろ……?

フワッとする感じ??

麻酔が効く瞬間を感じてみたい!(職業病)

眠くなる瞬間まで、絶対目ぇ開けとこ!!(完全に職業病)

意識飛ぶ瞬間を体感するのだ!!!(ちょっとヤバい人)

 

カッッ!!!(目を必死に開けている)

 

あっけなく手術終了

どらさ〜ん、どらさ〜ん。終わりましたよ〜。

 

……??!!

 

終わった……とな??!!!

手術終わったの??!!

私、いま、寝てたの??!!!!

 

もうね、麻酔薬のピリピリもフワフワも、なーんにもありませんでした!!

思考の途中でこっそり麻酔薬を入れられた模様。

記憶はブツっと途切れていました。

 

 

「痛くもなんともなかった」

「本当に寝ている間に手術が終わって、心底ホッとした」

これが術直後のぼんやりした頭で考えた感想です。

 

 

まだ麻酔の影響でぼーっとしているので、ベッドに横になったまま病室へ戻ります。

 

生理痛のような下腹部の痛みがありましたが、我慢できる程度。

術前の説明通り、気管内挿管をしていた影響でのどが少し痛みました。

 

10:35頃に手術室に入り、病室に戻ったのは11:30頃。

主治医の言っていた通り、手術は30分程度で終わったのでしょう。

 

かくして、1回目の子宮内容除去術は無事終了したのでした。

 

 

*   *   *

 

 

本日はここまでです!

次回は「術直後〜退院編」です。お楽しみに^^

 

 

 

 

 

 

【子供が楽しくお手伝い!】お手伝いの内容は?金額は?お手伝いを継続するために我が家が工夫していること

子供のお手伝い、どうしてますか?

 

お手伝いを始める年齢や内容は家庭によって様々なので、「これが正解」というのはありません。

私の持論としては、「子供がやりたいと言ったときが始めどき!」

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子供は大人のマネごとが大好きです。

自分もやってみたい!親に喜んでもらいたい!

そんな子供の前向きな気持ちを大切にしたいですよね。

 

今回は、

  • 楽しく
  • 無理せず
  • やる気を保ちながら
  • 何かお手伝いすることない?と子供が言いたくなる

そんなお手伝いの方法を、我が家の長女(小学1年生)を例にご紹介します^^

 

 どんなお手伝いをさせる?

我が家の場合、子供が「やりたい!」と言ったことをさせています。

小1の長女の場合、

  • 食器洗い(すすぎがメイン)
  • 洗濯物たたみ
  • 浴槽を洗う
  • ペットの餌やり

こんな感じです。

子供の「やってみたい!」を大切にしていますが、包丁を使う・ガスを使うなど、まだちょっと危ないかな……ということは理由を伝えてお断りしています^^

 

子供のお手伝いは、親子ともに忍耐力が必要

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子供が「お手伝いするよ!」と言ってくれるのは嬉しい反面、大変なことも。

最初は興味を持っても、しばらくすると飽きてしまったり、思ったより難しくて「もう嫌だ」となってしまったり……。

 ついつい「そんなにやる気がないなら、やらんでいいわ!!」となりがちです。

(はい、私です)

 

さらに、とくに小さい子供の場合はタオル一枚たたむのにも時間がかかります。

お手伝いに慣れるまで子供が大変なのはもちろんですが、それと同じくらい親の忍耐力が必要なんですよね…^^;

毎日の忙しい生活の中では、ついつい「自分がやったほうが早い!」と先回りしてやってしまいがちです。(はい、私です…)

子供のお手伝いを見守るのって、本当に根気が必要です……

 

 親も子も無理せず、できる範囲で

せっかくのお手伝い、ハードルを高くすると親子ともに疲れてしまいます。

私は最初のうちは一つのお手伝いをやるにも「どうせやるなら最後までやりきる!」を信条としていましたが、最近では子供が「もうこの辺でいい〜?」と飽きてしまったら、「はいはい、ここまでやってくれてありがとさん!」とお手伝い終了にします。

可能であればお手伝いの内容を変えて、ほかのことをやってもらえるか声かけしてみたり。

せっかくのお手伝い、親も子も笑顔で「ありがとう」「どういたしまして」で終了したいので!

 

 お手伝いポイント制でモチベーションアップ!

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 これは長女自作の「お手伝いポイントカード」。

お手伝いをしたらハンコを押してあげます^^

 10マスごとに書かれた「1000」の文字が見えるでしょうか……?

これが次にお話しする我が家の報酬ルールです!

 

気になるお手伝いの報酬は?我が家の金額を公開!

我が家は1日のお手伝いの報酬を「100円」としています。

高いでしょうか?それとも低い?

 

ポイントは「1回」ではなく「1日」で100円です!

お手伝いを2つやっても3つやっても、100円。

ちょびっとしかできなかったら「これじゃ〜100円あげらんないな〜」と言って、もう少し頑張ってもらうように誘ってみます。笑

あんまりやる気のない日でも、この一言で「じゃあ、もうちょっとやる」となります^^

100円×10マスで1000円。

10日お手伝いを頑張ると、1000円がもらえるというルールになっています。

 

「お手伝いの報酬」についての捉え方。

この金額、夫には「10円じゃなくて100円?大丈夫?」と言われましたが、私はこれくらいでいいと思っています。

なぜなら、長女のモチベーションの源は「1000円札が欲しい!」という気持ち。

自分のお財布の中に、大人が持っているような「お札のお金」を入れたいのです。

 

これをどう捉えるか。

「子供にお手伝いをさせるのは教育上必要なこと。それなのに、お金で子供の気持ちを釣るのか?」いう意見もあるかと思います。

でも、私はいいと思ってます。

なぜなら、長女の欲しいものが「1000円札」だから。

 

欲しいものはおもちゃでも、流行りのゲームでも、素敵なお洋服でも、なんでもいい。

それが我が家の長女の場合は「1000円札」だっただけです。

 

1日10円の報酬では、100日頑張らないと目標には到達しません。

大人でも100日…と聞いただけで「長いな〜」と感じてしまうのだから、子供にとっては果てしなく遠い未来のことに感じてしまうでしょう。

 

しかも「せっかく頑張っても10円……」と子供が思ってしまった時点で、お手伝いへのモチベーションはガタ落ちするのではないでしょうか?

 

だから、100円×10日くらいがちょうどいいと思うのです。

「ちょっと頑張れば到達できそう!」くらいが、やる気が出ますよね?^^

 

ちなみにポイントカードを作って10日ほど経ちましたが、まだ500円分しか稼いでいません。笑

子供って、そんなものです。

 

お手伝いは親子ともにWin-Winな関係を!感謝の言葉も忘れずに♡

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せっかくのお手伝いですから、親子ともにWin -Winな関係が理想だと思うのです。

子供のやる気の源を探りつつ、親も「これをやってもらえると嬉しいな〜」という内容を伝えて、楽しくお手伝いできたら最高ですね!

 

そして忘れてはいけないのが、「ありがとう!とっても助かったよ♡」のひとこと。

大好きな親に心から言われるこのひとことが、子供にとっては何よりも嬉しいかもしれません^^

 

 

読んでいただきありがとうございます!

終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胞状奇胎の疑いで入院 子宮内容除去術1回目!入院・手術・退院まで【入院当日編】

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ブログを訪問していただきありがとうございます。

 

いよいよ、胞状奇胎の疑いで入院・手術をすることになりました。

今回から、「入院・手術から退院までの経過」をシリーズで投稿していきます。

 

*   *   *

 

よろしければ、こちらの記事も読んでくださいね^^

 

▼前回の記事。

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▼妊娠できた!と思い喜んだのもつかの間、出血が始まり不安な日々を過ごしました。

流産の宣告を受けて「胞状奇胎かもしれない」と言われるまでの経過を、シリーズで綴っています。
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*   *   *

 

入院当日!お産以来の入院でなんとなくソワソワ

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私はこれまで病気で入院したことがありません。

看護師という職業柄、入院患者を迎え入れることはあっても患者の立場になるのは初めて。

なんとなくソワソワします。

 

入院窓口で必要書類を提出し手続きを済ませ、入院する病棟へ。

ナースステーションで「今日入院するどらママです…」と申し出ると、担当の看護師さんが対応してくれました。

 

病室に案内され着替えを済ませると、すぐに体温や血圧を測ります。

手荷物の整理もそこそこに、すぐに処置室へ呼ばれると、先生から今日受ける手術についての説明がありました。

旦那も立会い説明を受けます。

 

今回受ける手術は、「子宮内容除去術」。説明は、ザッとこんな内容でした。

  • 子宮内容物を掻爬、除去します。
  • 全身麻酔をかけるため前後の処置に時間を要しますが、手術自体は30分程度で終わります。
  • 取り出した内容物を検査に出し、顕微鏡検査で確定診断がつきます。
  • 胞状奇胎の方は子宮が柔らかい傾向にあるので、手術操作によって子宮に穴が開いたり、出血が多くなることがあります。小さい穴であれば抗生剤を使って自然に閉じるのを待ちますが、そうでない場合は穴を閉じるための手術が必要になることもあります。
  • 出血量によっては輸血が必要になることもあります。
  • 子宮内容物を確実に除去するため、1回目の手術の1週間後に、2回目の手術をします。
  • 術後も出血が長く続く、子宮内に遺残が認められる場合などは、追加で処置が必要になります。

以上のような説明を受け、承諾書にサインをしました。

 

また、入院前の説明では夕方からの手術ということでしたが、急遽手術室と主治医の都合がついたため、午前中に手術が前倒しされることになりました。

術後2〜3時間は安静、その後歩行ができて診察で異常がなければ、今日の夕方には退院できるとのことでした。

 

それは突然やってきた…ラミセル(子宮口を広げる棒)挿入!

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先生からの説明が終わると旦那は外に出され、内診をします。

いつもと同じく、金属の機械を入れて中を覗く→触診→経膣エコーという内診の流れから、突然「では、子宮口を広げる処置しますね〜」

え!!今から??!!心がまえが!!!

 

そういう処置があることは知ってましたよ……。

でも入院してすぐにその時がやってくるとは……。

 

▼このような処置です。

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出典:セントラルレディースクリニック,流産手術,吸引法,切迫流産

 

安全に・スムーズに手術を行うためには術前に子宮口を広げておく必要があるので、避けては通れない大切な処置です。

 

「痛かったらすぐ教えてくださいね〜」

「痛すぎたら痛み止めの座薬入れますから〜」

 

看護師さんの声かけが、よけい恐怖心を煽ります。

そんなに痛いんですか?!痛み止め使うほど?!

 

「はい、入れますよ〜頑張ってくださいね〜」

 

………。

………?!

………??!!

 

「はい、終わりました〜頑張りましたね〜」

 

あっけないほど痛くないまま終わりました。

強く押される感じがしたかな…程度です。

こんなもん?

ちゃんと入った??

 

ちなみにラミセルを入れた後、湿らせたガーゼも挿入されました。

ラミセルが抜けるのを防ぐためだと思われます。

 

ラミセルを入れると生理痛のような下腹部痛が現れることもあるようですが、私の場合そのような痛みもなく、手術までなんの違和感も感じずに過ごせました。

この辺は個人差があるようですね。

 

余談ですが、ラミセル挿入後「便意をもよおしたらどうしよう」という不安がありました。

いきんだらラミセルが外れて出てきてしまうのでは??

 

大丈夫。

ラミセル挿入後、見事に便意をもよおした私ですが、「局所をトイレットペーパーと手で圧迫しながらいきむ」という技で事なきを得ました。

もし外れてしまったら、流さずに看護師さんを呼びましょう。(流すとトイレが詰まります)

 

手術に備えて点滴をするよ!

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子宮口を広げる処置の後、すぐに点滴が開始となりました。

 

手術の時に点滴の管を通して麻酔薬を入れることと、万が一(出血など)に備えて血管を確保しておく必要があるからです。

出血量によっては大量輸液・輸血が必要になることもあるので、太めの針を血管に入れます。

手術までもつように、ゆっくり点滴します。

 

手術は全身麻酔!術前に麻酔科医から説明を受ける

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 今回受ける「子宮内容除去術」は、全身麻酔で行われます。

麻酔をかけると自分で呼吸ができなくなるので、麻酔・手術中は「気管内挿管」といって口から気管内に向けてチューブを挿入し、機械に呼吸を助けてもらう必要があります。

麻酔をかけ意識がなくなってからチューブを入れるので、痛みや苦しさはありません。

ただ、手術中ずっとチューブを入れているので術後にのどの痛みや違和感を感じることがあるとのことでした。

ここでもまた、説明を受けたあと承諾書にサインをします。

 

また、麻酔・手術に備えて

  • 手術前日の夜9時以降は絶食(お茶・お水はOK)
  • 手術当日の朝7時以降は飲み物も禁止

と事前に説明を受けていたので、その通りにしていました。

 

一般的には上記のような制限があるのですが、麻酔方法や術式によっては麻酔科医の判断のもと制限がゆるくなることも。

「夕方の手術だったら昼頃まで飲み物OKなんだけど、午前中の手術になったからこのまま飲まないで頑張ってね〜」とのこと。

 

頑張るよ!!

 

手術までは自由時間

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 一通りの説明や処置を受けたあとは、手術時間までつかの間の自由時間です。

手術時間が前倒しになったので待機時間は1時間ちょっとでしたが、その間は本を読んだりTwitter見たりのんびり過ごしました。

わりかしリラックスしていたと思います。

「なるようにしかならない」という楽観的思考、手術や麻酔の流れについてある程度イメージできていたことが大きいと思います。(職業柄…)

 

*   *   *

 

初めての入院・手術となると、本人はもちろん家族の不安は計り知れません。

このブログの情報が、少しでもお役に立てることを願っています。

 

今回は以上です。

次回は「手術室入室〜手術直後の様子」をアップする予定です!

 

ここまで読んでいただきありがとうございます^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胞状奇胎の疑いでセカンドオピニオン!入院に必要な物もまとめて紹介します

 

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ブログを訪問していただきありがとうございます。

 

 「胞状奇胎かもしれない」と言われ、子宮内容物を取り出す手術と確定診断を受けるため、自宅最寄りの公立病院を受診することになりました。

 

前回の記事はこちら。

①〜⑥のシリーズになっています。

 

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せっかくなので、このブログにかける熱い思いを書いた自己紹介も読んでくださいね!

 

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いざ!セカンドオピニオン

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紹介先の病院は、息子を産んだ公立の総合病院。

(結局また戻ってくるなら、無痛とか言わず最初からここに来ればよかった……神様のいじわる。なんて思ったりしました)

 

担当になる先生は、若い女性医師でした。

 

「胞状奇胎の疑いですが、『子宮内容除去術』を行い、顕微鏡検査をするまではわかりません」と紹介元の個人産院の先生とほぼ同じ内容の説明を受けました。

 

 入院・手術が決定

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そして早速、明日入院し手術しましょうという段取りに。

全身麻酔の手術になるため血液・心電図・レントゲンの検査を受け、入院の説明と必要書類をもらい帰宅しました。

 

妊娠したと思ったら流産、挙げ句の果てに病気の疑い……。

1ヶ月の間にあれよあれよと事が進みました。

 

はたして胞状奇胎なのか、胞状奇胎だとしたらどのタイプなのか、進行していないか。

不安は尽きません。

 

職場や保育園などにしばらく休むと連絡を入れ、簡単な荷造りをし、子供には「ママちょっと病院行くよ」とだけ伝えて明日の入院に備えました。

 

入院の準備

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入院・手術は一泊二日の予定です。

私が入院のために準備した物を、実際に必要だったかなどの感想をまじえながらご紹介します!

 

入院書類一式、健康保険証、診察券

絶対忘れちゃいけないやつ。

入院当日、窓口で提出するのでひとまとめに。

 

財布、スマホ、充電器、ポケットWi-fi

これも絶対。

 

生理用ナプキン、生理用ショーツ

生理用ナプキンはサイズ指定がなかったので、念のため夜用サイズと昼用サイズを準備。

入院して看護師さんに聞いたら「夜用で〜」と言われました。

子宮内容除去術は1回目の術直後〜術後3日目にかけて出血量が多い(私の場合)ので、夜用ナプキンは必須です!

ちなみに2回目の手術のときも術直後は夜用ナプキンを使用しましたが、術後2日目からは昼用で大丈夫でした。

 

生理用ショーツは私は普段使用しないので、この手術のためにわざわざ購入しました。

コンビニで一枚1000円とかでしたが、正直なくてもよかった。

いつものパンツで十分です。

看護師さんにも「普通のパンツで大丈夫ですよ〜」と言われました。(だったらパンフレットに書かないでほしい…)

ただし、普段からTバックという方はぜひ準備しましょう……!

 

パジャマ、スリッパ、タオル

病院によっては「入院セット」といって有料でレンタルできるところもあります。

私が入院した病院も一日500円でパジャマとタオルをレンタルできましたが、私は一泊で洗濯物の心配もないので自前を用意しました。

 

洗面道具

歯磨きセット、スキンケア用品など。

私は入院当日に手術だったので、入院時からノーメイクで行きました。

手術のときはメイク・ネイルを落とす必要があるので、メイクをしている方はメイク落としを忘れずに!

ネイルは自宅であらかじめ落として行ったほうがよいですね。

 

暇つぶしセット

本を2冊。

入院したらすぐに主治医や看護師さんから入院や手術に関する説明があり、手術前に必要な処置を受けますが、それが終わってしまえば手術時間まで超絶ヒマです。

なるべく平常心で手術に向かうためにも、暇つぶしセットはぜひ準備しましょう。

また、病室のテレビにはイヤホンが備え付けられていませんので、大部屋でテレビを見たい人はイヤホンを準備しましょう!

 

退院時の着替え、予備の下着

着替えは念のため持って行きましたが、入院したらすぐパジャマに着替えるのであまり必要ないかも。退院時も同じ服で帰ればいいので……。

出血で汚れる可能性もあるので、予備の下着はあったほうが安心です!

 

 

以上、ザッとこんなものです。

たいていの病室は収納が少ないので、手荷物はコンパクトにまとめるのがベターです。

数年前まで病棟勤務をしていた者の意見としては(私は現役の看護師です^^)、ベッド周りに荷物が多いと処置をする上で動線が悪いし、衛生的にも良くありません。

紛失の原因にもなるので、入院の持ち物は最小限にしましょう!

いざとなったら、必要なものは病院の売店に一通り揃っていますのでね^^

 

 

*   *   *

 

 

次回からは、いよいよ入院・手術〜退院までの様子をお話しします!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妊娠初期の茶おり・出血 胞状奇胎と言われるまで 【その⑥】

ブログを訪問していただきありがとうございます。

ここでは、妊娠陽性反応からわずが1週間後に出血が始まり、「胞状奇胎の疑いがある」と言われるまでの経過を記録しています。

 

前回までの投稿はこちら。

 

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今回は、大量出血から「胞状奇胎の疑いがある」と診断を受けるまでのお話です。

 

*   *   *

 

「今回は流産ですね」と宣告を受けてから5日。

その間、赤茶や鮮血の出血が少量〜中くらいの量で続いていました。

そして、大量出血は突然やってきます。

ナプキン一面を真っ赤に染め、これ以上は吸収できないというほどの出血量でした。

同時に、うずらの卵大ほどの塊も……。

 

でも、先生の話やネットで調べたような「強い腹痛」は全くありません。

その日はそれ以降たいした出血はなかったので自宅で様子を見ることにし、翌日以降も出血が多いようなら受診するつもりでした。

 

翌日以降は少量の出血だったので受診はせず、仕事にも行きました。

(この辺りは自己判断になると思いますが、私の場合はすでに流産しており安静の制限はなかったこと、出血量が少なく腹痛も軽い生理痛程度だったこと、仕事をしている方がむしろ気分が紛れて体調が良かったことなどから、仕事に行っていました。)

 

最初の大量出血から3日後、2回目の大量出血が。

明け方で、寝ぼけながら「あ、なんか出た」という感触がありましたが……そのまま寝ました。

 

朝起きて見ると、シーツに漏れるほどの出血でしたが、やはり腹痛は無し。

受診を3日後に控えていたこともあり、またまた様子を見ました。

(本当にこの辺は意見が分かれるところですが、私の場合は完全な自己判断です。普通の人は、おそらく1回目の大量出血で受診される方がほとんどかと……。まずはかかりつけの産院に相談されることをお勧めします。)

 

その日も大量出血はそれ一度きりで、あとはいつも通り赤茶の出血が少量でした。

 

しかし、体調不良はこの時期ピークを迎えていました。

妊娠継続が危ういと言われた頃から、だるさが抜けない・食欲がない・頭痛といった症状が続いていました。

 

だるくて朝から辛い、何をするにも時間がかかる、立っているのも辛いのですぐソファにゴロンとなってしまう。

台所に立つのが辛く、食材を見ると吐き気を催すのでまともな食事は作れません。

出来合いのものを買おうと思っても、スーパーに並ぶ食品をみるだけでも吐き気がするのです。

 

「赤ちゃんは育っていないのに、つわりみたいな症状があるなんて……」

「きっと精神的にまいっているんだ。しっかりしなきゃ。」

「夏バテも重なってるのかな」

そんな思いで、日々をなんとか過ごすしかありませんでした。

 

唯一仕事をしているときだけが気分が紛れ、辛い症状を忘れることができたので、それが救いでした。

上司に流産のことは伝えていたので、さすがに体に負担のかかる仕事は免除してもらっていましたが……。

 

*   *   *

 

そんな日々を過ごし、受診の日がやってきました。

その日はいつも見てくれる院長先生ではなく、ほかの大学病院から非常勤で来ている初対面の先生でした。

 

これまでの経過をカルテを見ながら確認してくれ、「それではエコーを見てみますね」と内診台へ。

 

先生の第一声は、「どらさん。吐き気とか、気持ち悪い症状ありませんか?」と。

びっくりしました。

なぜ、それがわかるんですか?!

 

どら:「はい、すごく気持ち悪いです……」

先生:「ですよね。」

 

エコーを見ただけで、なんで私の辛さがわかるんだ?!

この先生、いったい何者?!

この辛さをすぐに見抜いてもらえるなんて、素直に嬉しい。

 

先生は、「えーーっと……いま、エコー見せますね」と。

大量出血が2回あったので、子宮の中は空っぽとまではいかなくても、前回見た「中身が抜けてしまった赤ちゃんらしきもの」は消えてなくなってしまっているだろうと覚悟していました。

 

その時のエコー写真が、こちら。

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先生:「プツプツとしたものが見えますよね?エコーだけで断定はできないんですが、胞状奇胎の可能性があります。」

どら:「えっ。」

 

胞状奇胎。

俗称「ぶどうっ子」。

進行すると、がんになる可能性のある病気。

妊娠検査薬の説明書にも胞状奇胎については簡単に記載があるので、なんとなく知っていました。

 

まさか、自分が?

 

内診を終えて、先生からは次のようなお話が。

 

  • 心拍停止を確認して日が経っているので、進行流産なら子宮内は何もないか、ほんのちょっと残っている程度が普通だが、プツプツとした内容物を認める。
  • 流産してもなお、つわりのような症状があることや、エコーの画像からみて胞状奇胎が疑わしい。
  • この病気は子宮内容物を病理検査に出して、顕微鏡下で組織の検査をして確定診断がつく。よって、現時点では「胞状奇胎の疑い」にとどまる。
  • 稽留流産もしくは胞状奇胎、いずれにしても子宮内に残っているものを手術で取り出す必要がある。
  • 胞状奇胎だった場合、子宮内容を除去する手術をしてさらに1週間後、取り残しがないようにするため2回目の手術が必要になる。
  • 血液検査でhCG値を見る必要があるが、ここの産院では血液検査の結果が出るのに時間がかかるし、仮に胞状奇胎だったとして今後経過を見ていくためにも、早めに大きな病院で診てもらった方が良い。

 

以上のような内容を、丁寧に説明してくれました。

 

これまで、夏バテや精神的なものだと思っていた体調不良や、だらだらと続く不正出血は胞状奇胎のせい……?

お腹に現れた正中線も、つわりのような酷い吐き気も、hCGが高くて妊娠時のようなホルモンバランスになっているから……?

 

明後日は月曜日。

自宅から最寄りの市立病院を受診することに決め、紹介状を書いてもらい、絶望的な気分でを産院を後にしたのでした。

 

もともと、「年齢的にも、これが最後の出産になるだろう。最後は無痛分娩で産みたい」という希望があり、どこにしようか迷いに迷って決めた産院でした。

まさか、こんな結末になるなんて。

 

*   *   *

 

“妊娠初期の茶おり・出血 胞状奇胎と言われるまで”というタイトルで、①〜⑥まで連載形式で書いてきました。

 

今後は、実際に手術をして胞状奇胎の診断を受けてからの経過を、少しずつ投稿していく予定です。

興味のある方は、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!

 

*   *   *

 

胞状奇胎について、詳しくはこちらを参照してください。

とてもわかりやすい記事です。

胞状奇胎って何ですか? | 出産を大切な思い出にする千葉県浦安市の、佐野産婦人科医院

 

 

 

 

 

 

 

 

妊娠初期の茶おり・出血 胞状奇胎と言われるまで 【その⑤】

ブログを訪問していただきありがとうございます。

ここでは、妊娠陽性反応からわずが1週間後に出血が始まり、「胞状奇胎の疑いがある」と言われるまでの経過を記録しています。

 

前回までの投稿はこちら。

 

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今回は、いよいよ出血が多くなり、診察で「流産です」と言われるまでの経過をお話ししたいと思います。

 

*   *   *

 

2回目の診察でなんとか心拍らしきものが見えて、母子手帳をもらったその日は3連休の初日でした。

 

その日は義理の両親が遠方より会いに来てくれる予定になっていました。

予定としては、無事に心拍確認できたら直接妊娠の報告をするつもりでしたが、夫にも診察結果を伝え、報告は見送ることに。

 

義両親が到着してからも、軽い生理痛のような下腹部の鈍痛となんとも言えない体のだるさ・頭痛などがあり、「体調が悪い」と言ってほとんど横になっていました。

 

夕方頃から出血は今までより多めになり、翌日には生理4日目くらいの出血。

赤味の強い赤茶色の出血で、下腹部に弱い生理痛のような重っ苦しさも断続的に続いていました。

 

さらにその翌日には、鮮血の出血。

翌々日も量は多くないものの鮮血が続くので、産院を受診。

 

その時のエコー写真がこちら。

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先生からの説明は、次の通りでした。

・本来、赤ちゃんは実質(中身がつまっているもの)なので、エコーでは白く映る。でも、このエコーでは中心が黒く抜けてしまっている。つまり、中身がない。

 (写真の赤丸で囲っている部分)

・黒く抜けている部分は液体状でユラユラと揺れて見える。これが心拍の動きに見えていたのだと思われる。

・白く大きく写っているのは、胎盤のコブ。

 

「今回は、残念ながら流産ですね。」と宣告されました。

 

さらに、今後の経過として

・2週間様子を見て、子宮内のもの(胎児、胎盤など)が自然に出てこない稽留流産の場合、掻爬する手術が必要。

・自然に出てくる(進行流産)と思うが、そのときは結構ドバッと出るので、出血があったらすぐに受診すること。

・進行流産の場合、お腹の痛みが強いので、痛み止めを処方する。

・何もなければ、2週間後に再度受診するように。

 

以上のような説明がありました。

 

診察を終えて、中待合室で待つ妊婦さんを横目に、涙が流れないように足早にトイレに入りました。

「どうして。」

「なんで私が?」

それしか考えられませんでした。

 

すでに2人出産しており、いずれも大きなトラブルなく生まれてくれたので、妊娠できるのが当然と思っていました。

 

でも、妊娠できるのは当たり前じゃない。

元気に赤ちゃんが生まれるというのは本当に奇跡なんだ。

不妊や流産は、他人事じゃない。

お恥ずかしい話ですが、そのときになって初めて自分事として実感したのでした。

 

しばらくして気持ちが落ち着くと、「ダメなんじゃないか」とずっと不安だった気持ちから解放されたという意味で、少し安堵した気持ちになったのも事実です。

でもやっぱり、赤ちゃんを楽しみにしていただけに、悔しさというか、悲しみはこのブログを書いている今でも残っています。

 

*   *   *

 

その日の夜お風呂の中で、おへその下から恥骨にかけて、うっすらと正中線が出ているのに気がつきました。

前回・前々回の妊娠でも同じように正中線が出たのを思い出し、「赤ちゃん育ってないのに、不思議……。」と思いながら、あまり深く考えませんでした。

(今考えると、胞状奇胎でhCGが上がっていたから、妊娠した時と同じように正中線が出たのだと思います)

 

「いつ赤ちゃんが出てくるのか」「もし仕事中に出てきたらどうしよう……」という不安をよそに、出血は続くものの先生の言うような「ドバッと」くる感じも強い腹痛もなく、数日が過ぎました。

 

 

つづく。