「辞める」ということ
先日、女子大生がTwitterで「大学辞めてフリーランスになります!」と宣言して炎上しましたね。
私はその投稿を読んで他人事と思えず、しばし考え込みました。
というのも、私自身来年2月末で退職し、フリーランスとして働くことを決めているからです。
Twitterの投稿は、「大学辞めます。その後どうするかは、これから考えます。」といった内容だったと思います。
これを見て、「大きな決断をした!やりたいことはこれから考えればいいよ!やろうと思えばなんだってやれるよ!」と応援したい気持ち半分、「具体的な今後の計画がないのに、無鉄砲すぎないかい……?本当に稼げるの?」と、おせっかいオバサンのような考えが浮かんだのも事実。
他人の人生、どう生きるかはその人が決めることであって、口出ししようなんてこれっぽっちも思っていません。
なぜこの投稿が私の心に引っかかったのか……
それは「お前こそ、大丈夫か?」と、自分自身に対して一抹の不安を感じたからだと思うのです。
2月末で退職し、3月からはフリーのWebライターとして働く。
これはもう決まっていることで、今から退職後のことをあれこれ想像したり、計画を立てたりとワクワクしています。
一方で、
本当に大丈夫?
無鉄砲ではなかったか?
収入面で、夫を不安にさせないかな?
……という気持ちも、少なからずある。
ずっと「書く」仕事をしたいと思っていた私は、1年間考え抜いた結果、会社勤めを辞めてWebライターを本業にすると決意しました。
家で仕事がしたいというのも大きな理由です。
これで、ずっとやりたかった「書く」仕事ができる!
不安なんて全然ない!
……と自分では思っていたのですが、女子大生の「大学辞める」ツイートを見て、自分の心の声に気づきました。
「やりたい仕事をしたい」という気持ちだけで、本当に稼げるのか?甘く考えてない?
そもそも、会社を辞めてWebライターに専念しよう!と決断できたのも、夫の収入があってこそ。
夫の収入がなかったら、仕事辞めてまで書く仕事に専念したいと思ったかな?
人の収入をあてにして、自分のやりたいことやるって、ちょっと違うんじゃないの?(今回の女子大生のことではありません。)
こんな考えが出てきてしまって、モヤモヤ。
でも、自分が「やる」と決めたこと。
夫に対して後ろめたい気持ちがなくなるくらい、いっぱい稼ぐ!
夫の収入はゼロ!私が稼がなかったら、子供にご飯食べさせられないよ!!
……これくらいの切羽詰まった感でやっていこうと思います。
モヤモヤすらモチベーションに変えて前に進むのは、けっこう得意です。
ありがとう、女子大生。
女子大生のその後が気になります。