【円満退社のために】退職を成功させるための準備と心構えについて考えた
ライター業に専念するため、来年2月末を目標に退社の意思を固めましたが、さてどうやって上司に伝えるべきか悩んでいます。
自分の夢を実現するための退職ですが、決して人手に余裕がある状況ではないので、退職の理由は慎重に・引き止めにあわないよう伝える必要があります。
そこで、「円満退社のための退職の伝え方」について調べた内容や、これまでの経験(責任者として退職を引き止めたことも、スタッフとして引き止められた経験もあり)、自分なりに考えたことを備忘録としてまとめてみました。
これから退職予定の方の参考になれば!
退職の意思を伝えるタイミングと切り出し方
一般的に、退職の意思を伝えるのは退職時期の1〜3ヶ月前がよいとされます。
ちなみに私は来年2月末の退職を目標にしているので、3ヶ月前の11月中には上司に伝える予定です。
最初の関門は、直属の上司をつかまえて面談に持ち込むこと。
上司に声をかけるタイミングは、サイトによって「朝一番か、夕方の勤務終了時間を狙って」とか「業務時間外がベター」など意見は分かれていましたが、どちらにせよ「同僚が近くにいないタイミングを狙って声をかけ、面談に持ち込む」必要があります。
①上司と2人になれる時間帯を狙う
退職を同僚に感づかれると気まずいので、さりげなく上司と2人になるタイミングを見計らって声をかけましょう。
私は今まさに、上司が1人になるタイミング(喫煙タイム)や、 時間帯などを調査している最中です。笑
ここぞ!と思うタイミングで、勇気を出して声をかけましょう。
②「お話ししたいことがあるのですが、よろしいですか?」
退職の話なので緊張しますが、あくまでもさりげなく、いつもと変わらないトーンで声をかけましょう。
また、ここでのポイントは「相談したいことが……」と伝えないこと。
退職の話は「相談」ではなく、すでに自分自身が「決意」したことを上司に伝えるのですから、あくまでも切り出し方は「お話ししたいことが……」です。
細かいかもしれませんが、大事なことです。
退職の意思を伝える
私としては、上司との面談に持ち込みさえすれば、8割がた退職への道は開かれたと思っています。(甘い?)
あとは、退職の意思があること・理由・希望の時期を伝えることに集中しましょう。
このときに、
- 職場への不満はないが、自分のキャリアや夢のために退職したいこと
- 職場の上司・同僚に感謝していること
- 退職の意思が固いこと
- 自分の希望を伝えつつ、職場側も納得する退職時期を提案
これらのことを伝えることが大切です。
①退職の理由
ほとんどの転職サイトで、「職場への不満」を理由に退職の話を切り出すのはやめましょう……とあります。
本当の理由が「職場への不満」だったとしても、当然ですが上司も人間なので「身内の悪口や不満」を言われるよりは、「ポジティブな理由」の方が相手(自分)を応援したくなるはずです。
たとえば、「この職場の経験を活かして、さらにキャリアアップしたい」「別の分野にも挑戦してみたい」などですね。
もし「退職後は元上司・同僚といっさい関わらない」という場合は、極端な話「親の介護」とか、「夫が転勤するので」といった、“引き止められない理由”を作ってしまうのもありです。(嘘をつくことになりますけどね……)
逆に、職場と自宅が非常に近く、退職後もその辺でばったり…なんてことがある場合や、同僚とプライベートでも付き合いがある場合は、今後のことを考えると下手なウソをつくよりは本当のことを伝えたほうがいいですね。
②職場への感謝
これは退職に限ったことではありませんが、たとえ本音がマイナスな感情であっても、はじめに下手に出たもん勝ちです!
退職話というのは、伝える方はもちろん、上司にとっても非常に深刻で非常事態です。
(私は一応、所属の責任者を経験したことがあるので、その辛さがわかります……)
大事なスタッフは、できることなら失いたくないというのが本音。
さらに、退職理由でも述べましたが、職場への不満や労働条件に話題が及ぶと上司も戦闘モードに入ってしまいます。
まずは下手に出て、「いろいろな事を勉強させてもらいました」「上司や同僚に恵まれました」といった感謝の気持ちを伝えましょう。
上司の気持ちが和らげば、交渉がスムーズに進む可能性はより高まります。
③退職への強い意思・信念を伝えよう
退職の意思が固いことを伝えるのも大切です。
私は、責任者時代にスタッフを引き止めた経験も、スタッフとして引き止めにあった経験もありますが、退職に対して少しでも迷いがあると、上司は簡単に見抜いて引き止めにかかります!
私の場合、前職場(部署)で引き止めにあったときは、今回のように「なぜ退職するのか」「退職して何がやりたいのか」が曖昧でした。とにかく、現状を変えたいという気持ちだけで退職を切り出しました。
今思えば、それを当時の上司に見抜かれたのです。
一度は退職の話を受け入れられたものの、数日後に「あなた、訪問看護やりたいって言ってたよね?そっちに異動して(引き続きうちの法人で)頑張ってみない?」と目の前に人参をぶら下げられました。
そして、私はあっさりと人参を追いかけて、退職のチャンスを逃したのでした……
トホホ。
今更ですが、あのとき退職していれば、再び退職のことで悩まずにすんだのに。笑
④退職時期はいつがいいのか
また、退職時期は職場の繁忙期をなるべく避けた方がよいのは言うまでもありませんが、自分の希望も伝えたうえで、お互いの折り合いのつく時期を探りましょう。
ここでも、「できれば早い時期に」というような曖昧な伝え方ではなく、
- なぜその時期がよいのか …「子供の進学に合わせて」など。
- その時期でなければいけない理由 …「転職先の入社時期が◯月なので」など。
があると強いですね。
あとは、ボーナスを逃すのは非常にもったいないので、よほど追い詰められた状況でなければ、ボーナスをしっかりもらってから退職したいですね!
* * *
退職願が受理されれば、気持ちが楽になって、今よりもっと夢の実現に向けた行動に加速がつきそうです。
以前まで退職はマイナスのイメージが強かったのですが、退職すれば自分のやりたいことができる!これはプラスの退職だ!と自分に言い聞かせることで、勇気を出して踏み出そうと思えます。
さらに、個人の希望・人生を会社が拘束することはできないのですから、深刻になりすぎず、むしろ明るく前向きに退職話を切り出そうと考えています。
結末は来月報告いたします!