どらママの日記

Webライターの雑記ブログ

【運命の本との出会い】これからの人生に希望の光が見えた。夢を追いかける人は強く、輝く。

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訪問看護の利用者さんより、ある本をお借りした。

 

それは、ご本人(Mさん)が自費出版した自叙伝である。

数年前に80歳を記念して出版された。

 

普段から、ある伝統文化の専門書に寄稿されたりエッセイを書かれたりと、物書きとして活動していることを知っていたので、Mさんがどんな文章を書くのか興味があった。

何より、普段は語りきれないMさんの長い人生を垣間見れると思うと、ワクワクした。

 

 

毎日、少しずつ読み進めている。

一字一句噛みしめながら、Mさんの紡ぐ美しい言葉や文章にうっとりし、またときにはMさんの見た情景を思い浮かべたりする。

 

本はまだ読んでいる途中だが、読み終えるのがもったいない気持ちでいる。

いつまでも読んでいたい。

それほどに、Mさんの文章は美しい。そしてユーモアと優しさがある。

人柄は文章に出るのだな、と正直に感動した。

 

そして、私はMさんと、この本に出会えたことを感謝せずにいられない。

 

*   *   *

 

プライバシーに関わるので詳細は語れないが、Mさんはある難病を患っている。

今は椅子やテーブルの端・本棚などを伝いながらなんとか移動できるが、寝たきりになる日が、そう遠くない未来に必ずやってくる。

 

週に1回の訪問看護は30分。

状態観察と精神的ケアが主だが、知的でユーモアのある楽しいおしゃべりに、毎回あっという間に30分が過ぎる。

 

そんなMさんは、ある日本の伝統文化において、ちょっと名の知れた方だ。

50代後半で、友人の誘いでその伝統文化に触れ、あっという間にのめり込んだ。

 

*   *   *

 

還暦を迎えたある朝、偶然目にしたTVニュースをきっかけに、Mさんの運命は思ってもみない方向に動き始める。

 

ヨーロッパでは、19世紀末にジャポニズムが大流行した。

そんな時代に、浮世絵をはじめ、日本刀や鎧などの美術品を、財産を投げ打って収集するひとりの貴族がいた。

その貴族が収集した約1万点におよぶコレクションを納める美術館が、ヨーロッパのある国に建設されるという。

 

Mさんは、このニュースを一目見て、「自分の作品をこの美術館に寄贈したい」と閃く。

それはまさに、体に閃光が走ったかのような衝動であったと想像する。

 

しかし、このときのMさんは一般家庭の主婦。

日本のとある伝統文化に造詣が深く、優れた技術があるといっても、無名であった。

そして、もういちど繰り返すが、このときすでに還暦であった。

 

 *   *   *

 

Mさんは、ヨーロッパの地方都市に建設される日本美術館に、どうやったら自分の作品を寄贈できるだろうかと考える。

 

まず、納められる美術品について調べはじめる。

つぎに、その国と、美術館が建設される地方都市について調べる。

本の中では詳しく書かれていないが、凝り性のMさんのことだから、芋づる式にあらゆることを徹底的に調べあげたと想像する。

 

さらに、縁もゆかりもないヨーロッパの一国と、その美術館にどのように近づいたらよいのか考える。

 

そして驚くことに、美術館を建設する団体や、駐日大使館に直接コンタクトを取るという行動に出た。

美術館側からは、「前例がない」と一旦断られる。(当然といえば、当然である。一般庶民の作品を国立美術館に納めたいというのは、普通に考えて無謀すぎる。)

 

しかし、Mさんは諦めない。

今度は駐日大使館の大使宛に手紙を送り、親日家であった大使から幸運にも返事をもらい、会う約束を取り付け、実際に目黒の駐日大使館まで足を運んでいる。

 

そしてその駐日大使と美術館の館長が懇意であったことから、夢への扉が開かれる。

 

情熱と信念の塊、おそるべき行動力である。

 

 

しつこいようだが、このときのMさんは一介の主婦であり、無名であり、還暦を迎えていた。

言葉も通じない、どこにあるかも知らない国で自分の夢を実現するため、Mさんがとった行動は「思いついたことは、とにかくやってみる」ということ。

 

夢は思い描くだけでは実現しない。

自分が動かなければ何も変わらないということを、Mさんは体現している。

 

偶然見たニュースをきっかけに、無謀ともいえる夢を抱いた一年半後、Mさんは「自分の作品をヨーロッパのとある国の日本美術館に寄贈する」という夢を、見事に実現する。

さらに、この美術館の開館5周年記念には、Mさんの個展という形で特別展示まで開催された。

 

*   *   *

 

これらの運命や幸運をたぐり寄せたのは、紛れもないMさん自身がもつエネルギーだ。

そして、本の中では言及していないが、私はMさんの鋭いマーケティング能力に脱帽した。

「自分の勝てる場所」「前例がないこと」に直感的に反応し、「誰もやっていないことをやる」ということに臆せず、果敢にチャレンジしている。

 

普段はおっとりしているMさんだが、その佇まいは凛として、芯のある強い女性だというのがわかる。

90歳を手前にいても、なお輝いている。

この本で、その強さと輝きの原点を見たような気がした。

 

*   *   *

 

私は、前回のブログにも書いたが、2019年は変化の年にしようと思っている。

 

doramama.hatenadiary.com

 

来年は37歳。

長いこと憧れていた「書く仕事」に、本格的に挑戦する。

正直、なぜもっと早くに挑戦しなかったのかという後悔がある。

 

でも、Mさんの本を読んで

  • 挑戦するのに年齢は関係ない
  • 「やりたい」と思ったときに行動する
  • 壁にぶつかっても、いろんな角度で物事を見て、何度も挑戦すれば道は開ける
  • 自分の勝てる場所を見つける

ということを教えてもらった。

 

 

残念ながらこの本は非売品で、すでに自費出版した分は友人・知人に配ってしまっていて、「最後の一冊だから差し上げることはできないの、ごめんなさいね。でも、読んでくれたら嬉しい」と言ってお借りしたもの。

 

いつでも読み返せるよう手元に置いておきたいと思うが、残念ながらそれは叶わない。でも、この後の人生の道しるべとなるような、運命的な本に出会えたことを感謝している。

 

【これから叶える夢】ちょっと早いけど、来年へ向けての意気込み。2019年はやりたいことをやると決めた!

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私は普段、看護師として働いています。

看護師の仕事には誇りを持っており、天職だと思っています。

もう15年も同じ仕事を飽きることなく続けられたのが、何よりの証拠です。

 

でも、2年前から「書くことを仕事にしたい」という想いが常に頭の片隅にあります。

いえ、本当はもっと前から(おそらく10年くらい前から)「書くことを仕事にできないか」と考えていました。

26、27くらいのときに、ライターになるにはどうしたらいいのかとか、エッセイを書くにはどうしたらいいのかとか、色々考えていたことがあります。

でも、考えるだけで何も行動しなかった。

これは今でもすごく後悔しています。

 

ネットで「ライターになる方法」とか検索した記憶はありますが、さらっと調べただけで行動には移していません。きっと「私には無理」と諦めたのですね。

クラウドソーシングもまったく知りませんでした。

 

それから結婚して長女を産んで、育児休暇中にも「書きたい」欲求はあり、@コスメで商品レビューを書いて投稿したりしていました。

ブログを始めたのは長男出産後。

とっとこランサーさんのブログでクラウドソーシングを知り、細々とWebライター業を始めたのは昨年の夏。

とにかく「何か書きたい」と思ってのことでした。

 

このように振り返ってみると、数年に及ぶ「書きたい」欲求があるのに、私はひたすら看護師の仕事を続けている。

もちろん、この仕事が好きだから続けているのだけれど、いつもどこかに「ライター業に本腰を入れたい。どこまで稼げるか挑戦したい」という願望がありました。

 

だから、決めました。

これから実現させることを、ここに宣言します。

  • 2019年2月末をもって、今の職場を退職します。
  • フリーランス看護師になります。
  • 2019年4月からWebライター業に本腰入れます。
  • 半年以内にWebライター業で20万稼ぎます。

 

宣言したからには、必ず実行します。

夢を実現させるために宣言しました。

 

なぜ2019年4月かというと、息子の幼稚園入園に合わせてのことです。

幼稚園に通うようになれば延長保育も可能だし、今より自分の時間が確保できるはず。

 

メインはWebライター。もちろんブログも続ける。

看護の仕事がしたくなったら、フリーランス看護師として単発で働くつもりです。

今までなかなか行けなかった看護セミナーに参加したり、看護の現場ともゆるやかに繋がっていたい。

 

Webライターを本気でやりつつ、フリーランス看護師なんて欲張りかな?と思いましたが、両方やってみたいので、欲張ることにしました。

でも、欲張るからには圧倒的に自分を律して取り組むつもりです。

 

2019年は、自分がやりたいことをとことんやる年にします。

「実現可能かどうか」を考えるより、「必ず実現する!」と思い込んで突き進みたいと思います。

 

 

 

 

【2019年カレンダー】シンプルカレンダーならこれに決まり!ダイソーの100円カレンダーを3年連続リピート中

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手帳とともに、2019年のカレンダーが店頭に並び始めました。

家の目立つところに掛けて毎日目にするカレンダーは、お気に入りのデザインで使いやすいものを選びたいですよね。

 

前回、2019年版ほぼ日手帳の記事を書きましたが、今回はカレンダー編です!

 

▼前回の記事

doramama.hatenadiary.com

 

リピート3年目に突入!ダイソーのシンプルカレンダー

2017年からダイソーの「A3横型壁掛け金具カレンダーシンプル」を使用しています。

飽きっぽい私が、3年目も迷うことなくダイソーのカレンダーを選びました。

 

なにがいいかって?それはズバリ、

  1. シンプルさ
  2. 適度なサイズ
  3. 1日あたりの枠のサイズが絶妙
  4. 値段の安さ

 

ちなみに紙質は、薄すぎず厚すぎずといった感じです。

似たようなデザインで、もっと紙質がしっかりしたものはあると思いますが、100円(正確には108円)でこのクオリティなら十分です。

 

ひとつずつ解説していきます!

 

①シンプルさ

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究極のシンプル&オシャレさを求めるなら、無印良品あたりがいいのかもしれませんが、ダイソーのカレンダーも負けていませんよ?

無駄な装飾がないので、とても見やすいです。

 

②適度なサイズ

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我が家のカレンダーの定位置は冷蔵庫側面。

A3サイズ(約420mm×297mm)という適度なサイズが気に入っています。

 

ちなみに、壁掛け用の金具はこのようになっています。ちゃちい印象ですが、これまで壊れたことはありません。1年しっかり働いてくれますよ!

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③1日あたりの枠のサイズが絶妙

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1日あたりの枠のサイズは、約42mm×58mm。

カレンダーはA3サイズとそれほど大きくありませんが、余計な装飾がないぶん、1日あたりの枠のサイズがしっかり確保されています。

3本の罫線が引かれているので、時間帯や家族でざっくり分けて予定を書き込んでもいいですね。

私の書く文字は大きめですが、それでも余裕ありのサイズ感です♪

 

④値段の安さ

なんといっても、決め手はこれですね。

だって、これだけいいところがあるのに、たったの108円ですよ?

無印良品とか、ロフトとか、オシャレなところで条件にかなったカレンダーを探そうと思ったら108円では買えませんからね。

 

ダイソーにはいくつかお気に入り商品がありますが、これはダントツのNo.1!

 

カレンダー選びは意外と大変。

今までいろんなカレンダーを使用してきましたが、私の中で

  • 1年間毎日使うものだから、デザインは重要(オシャレじゃなくていいけど、ダサいのは嫌)
  • 部屋の雰囲気を邪魔しないもの
  • 家族全員の予定をきっちり書き込む&把握することはしない(書かなきゃ、というストレスがかかると良くない)

というカレンダーに対する信念(?)があります。

 

過去に、世界的人気キャラクター(親戚にもらった)、仔犬&仔猫(動物病院でもらった)、車(ディーラーからもらった)のカレンダーや、家族4〜5人分の予定を分けて記入できるファミリーカレンダーなどを使ったのですが、カレンダーを見るだびに小さなストレスを感じていました。

 

職場ならまだしも、自宅にそういう「自分好みでないもの」があるというのは、地味にストレスです。

ささいなことだけれど、なんとなく気に入らない。

それを毎日見るわけですからね。カレンダーって意外と重要です。

 

*   *   *

 

今回ご紹介したダイソーのシンプルカレンダーは、毎年定番商品として店頭に並んでいます。

気になった方はぜひ手に取って見てくださいね〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ほぼ日手帳2019】ほぼ日手帳オリジナル(A6サイズ)2019年版を購入!ほぼ日手帳の魅力と、気になる中身は?

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こんにちは!どらママです。

今年も残すところあと3か月、来年の手帳が気になる季節になりました。

新しい手帳を選ぶのはワクワクしますよね!

私は手帳好きなので、毎年この時期はいろんな手帳を物色するのが楽しみのひとつです。

 

さて、そんな手帳好きの私が、今年は迷わずこの手帳に決めました!

そう、みなさんご存知の「ほぼ日手帳」です。

 

 

これまでもほぼ日手帳の存在は知っていましたが、「手帳にしてはお高い」というのと、「1日1ページ」というハードルが高く(そんなに書くことない)、今までは横目で見る程度でした。

昨年、ひょんなことから初めてほぼ日手帳を手に取り、今回で2冊目になります。

 

2019年の手帳を迷わずほぼ日手帳に決めた私が、ほぼ日手帳の魅力と、気になるその中身をちょっとだけ解説します!(徹底解説ではありません……)

 

ほぼ日手帳の魅力とは?実際に使った感想

ほぼ日手帳の魅力は、なんといっても「自由度の高さ」ではないでしょうか。

 

1日1ページとなってはいるものの、私は毎日書き込むマメさは持ち合わせておらず、実際に2018年版は空白のページが目立ちます。 

 

空白のページには、日付を完全無視して(適当なページに)「読みたい本」とか、「心にとめておきたい言葉」とか、「今後の夢」とか、自由に書き込んでいます。

「なんでも書いていいよ〜」という自由さ。

 

そう、ほぼ日手帳には「書き込みたくなる何か」がある。

では、「書きたくなる何か」とは一体なんなのか?

私なりに考えてみました!

 

①全ページ方眼

これ、私としてはすごく重要でして、罫線より方眼のほうが綺麗に文字を書けるし書きたくなる。(私の場合)

言葉を線で囲んだり、絵を書いたりするのは、罫線より方眼のほうが圧倒的に書きやすいです。

マンスリーも1日1ページも全て方眼!!

本当に書きやすいのでオススメです。

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マンスリーも方眼仕様!

②パタンと180°開く糸かがり製本

手帳を使っていて地味にイラっとするのが、ある程度厚みのある手帳だと、書き込むときにページを手で押さえないと閉じてしまうこと。

ほぼ日手帳は「糸かがり製本」なので、ページがフラットに開いて手で押さえる必要がありません。

これは本当にストレスフリー!!

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ページが閉じることなく、綺麗に開く。ページを手で押さえなくていいので、書き姿も美しくなる。

 

余談;1日1ページは、左端に時間軸があります。また、毎月のはじめには無地のページが設けられていて、その月のTo doや目標などが書き込めるようになっています。

 

③紙質がペラペラ

「え?これってデメリットでは?!」と思いますよね。

私も最初はそうでした。ほぼ日手帳を初めて使った日、「紙、うすっ!!」って思いました。

でも、今となってはこのペラペラ感がいいんです。

 

ほぼ日手帳は「トモエリバー」という薄くて丈夫な紙を使用。

薄いので、裏に書いた文字がすけて見えたり、筆圧が強いとページがボコボコとなるし、写真などを貼り付けるとページがヨレたりします。

 

使っていくうちにヨレヨレっとしてくるんですが、これがいいんですよね〜。

私としてはいつまでもパリッとしている紙質より、ヨレヨレっとしている方が使い込んでいる感じがして愛着も湧き、もっと書き込みたくなります。

 

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上が2018、下が2019のほぼ日手帳です。紙がヨレヨレして使い込んでいる感じが好きです。2019はもっと分厚く、ヨレヨレにしたい!!

 

④サイズ感が絶妙!バタフライストッパーが何気に便利

私が使用しているほぼ日手帳は「オリジナル」というA6サイズのもの。

このサイズが、絶妙なんですね。

「カズン」という大きいタイプは、本当に大きすぎて辞書を持ち歩いているのでは?と錯覚するほどのずっしり感。

日頃から手荷物が少ない私は、「オリジナル」がちょうど良いです。

 

そして、何気に便利なのが、ほぼ日手帳カバーの「バタフライストッパー」!

これを考えた人は天才だと思います。

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ペンホルダーにペンをさすことで、手帳が閉じる仕組み。カバンの中で手帳が開く心配なし!

 

2019年の手帳選びに悩んでいる人は、騙されたと思って一度使ってみて!

1日1ページって、意識高い系の人とか、毎日充実している人しか使いこなせないんじゃないの?

私もはじめはそう思ってました。

でも、意識低い系で私生活はあまり充実していない私でも、十分使いこなせている実感があります。

 

だって、ほぼ日手帳は自由だから!

何を書いても、何を貼り付けてもOK!

どう使うかは、そのひと次第。

 

私は日記、ブログネタ、本の感想、病気のこと、仕事のこと、今後の夢や目標などなんでも書き込んでます。

普段から手帳&ネタ帳(日記帳とか、ノートとか)を持ち歩く人なら、ほぼ日手帳一冊で済ませたほうがいいのでは?という気がします。

 

そして、手帳というのはきれいに書こうとせず、むしろいっぱい書いて汚すくらいの勢いで扱ったほうが圧倒的に使いこなせますね!

 

来年はどんなことを書こうかな!

今からワクワクしています♪

 

ほぼ日手帳は、「日曜始まり」と「月曜始まり」があります。

家で使っているカレンダーに合わせる・仕事のスタイルに合わせる、など好みで選べるので便利です!

 

おまけ

ほぼ日手帳には、巻末にいろんなコンテンツが載っています。

2019年版でいうと、「機嫌よく暮らすためのヒント」とか「時間をかけて読む、古典文学の入口」とか、意外と知らない「二十四節気のこと」など。

ちょっとした読み物として暇つぶしには最適です。

 

しかしながら、私はこのブログを書くまで、2018年ほぼ日手帳の巻末はほとんど見ていませんでした。

そしたら、とっても便利なページを発見!

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好きなことをリストにできる、“My100”というページ。

 

このページ、このブログを書く今日まで全く気づかなかったので白紙です。

そして残念なことに、2019年版ではこのページはなくなっていました。

このページはコピーして、2019年ほぼ日手帳に貼り付けることにします。

 

ちなみに2019年版は、My 100リストの代わりに、このようなページになっていました。

これもこれで良いですね。

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おぼえておきたい、たいせつな言葉。

 来年は、どんな素敵な言葉に出会えるでしょうか?

 

そして、「バタフライストッパー最高!考えた人天才!」とか言っておきながら、2019年ほぼ日手帳カバーはレザーのフラップタイプにしました。

ちょっと大人っぽい感じにしたかったので。

 

このカバーはほぼ日手帳とは別に、creemaというサイトで購入しました。

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 レザーの質感が素敵です♪サイズに余裕があるので、手帳が分厚くなっても大丈夫!

 

 手帳って、本当に素敵な存在。心を豊かにしてくれます。

1年間毎日手に取って、眺めたり書き込んだり、読み返したりする相棒です。

 

これを読んでくれているあたなにも、お気に入りの手帳が見つかりますように!

 

 

 

 

 

子供が肺炎で突然の入院!何を持っていく?乳幼児の入院に必要なものまとめ

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こんにちは!

胞状奇胎で経過観察中のどらママです。

 

先日、2歳半の息子が肺炎で入院しました。(現在も入院中)

突然の病気・入院は子供が大変なのはもちろん、親も慌てます。

 

私は普段看護師として働いており、それなりに知識や経験がありますが、それでもやはり我が子の突然の入院には慌てました。

 

今回は、入院に至るまでの経過と、乳幼児の入院に必要なものをまとめておきます。

 

 いつもの風邪かと思ったら肺炎だった

うちの息子は呼吸器系が弱く、しょっちゅう風邪をひきます。

これまで何回も、小児科医院で吸入や吸引を受けています。

 

今回も、いつものように鼻水から始まり、咳が出だしたな〜と思った日の明け方、ひどい咳き込みで何度か目を覚まして泣いていました。

呼吸が速く、いつもより苦しそう。

水を飲ませ、背中をトントンしてあげると落ち着いてまた眠る…というのを数回繰り返しました。

 

翌朝、熱は37.1℃だけど呼吸が相変わらず速い。

胸やお腹を必死に動かすような息づかい(医療用語では努力呼吸といいます)、そして不機嫌。

今回は様子が違うと思い朝イチで受診しました。

 

かかりつけの小児科医院の先生が丁寧に診察、「大きい病院に行ったほうがいいね」と紹介状を書いてくださり、すぐに居住地の市立病院へ向かいました。

 

診察の結果は「肺炎」。

喘息性のもので、入院が必要とのことでした。

 

子供に限らずですが、「呼吸が速い」というのは、体に何かしらの異常が起きているサインです。

これは私の経験から言えることですが、熱がたいしたことなくても、「呼吸が速い」「苦しそう」というときは、迷わず速やかに受診してください。

 

乳幼児の入院に必要なもの

病院によって違うと思いますが、準備するように言われたものをまとめておきます。

これから入院の予定がある方の参考になればと思います。

 

①パジャマ

3組ほど。秋口で外は長袖の気候でしたが、病棟内は室温調整されていて、半袖でも大丈夫です。念のため長袖と半袖と準備しましたが、同室の子供達はみんな半袖でした。

肌着も準備しましたが、病院の方針なのか肌着は着用せず、直にパジャマを着ていました。

 

②タオル、バスタオル

各3枚程度。しばらくは安静で入浴不可、体拭きのみなのであまり使用することはないようですが、入浴が始まると使用します。

バスタオルは掛物がわりにも。

 

③歯ブラシ、歯磨き粉、歯磨き用コップ

歯が生えいているお子さんは必要です。

看護師さん(もしくは看護補助者さん)が毎食後歯磨きをしてくれます。

 

④コップ、またはマグマグ

いつも使用しているもので、割れない素材のものを。

 

⑤食事用エプロン

普段使用している場合は持参。

 

ティッシュペーパー、ウェットティッシュ

ウェットティッシュは手拭き、テーブル拭きとしても使用。

 

⑦石鹸、またはボディソープ

入浴可能になったら使用しますので、急いで準備する必要なし。

 

⑧紙オムツ、おしり拭き

紙オムツは1パック持参。点滴をすると排泄回数が増えるので、家にいるときよりこまめに交換します。

うちの子供が入院した病院では2時間ごとに排泄チェックをしており、オムツの減りはやや早い印象。

オムツやおしり拭きは、なくなる前に補充を。

 

⑨おもちゃ、絵本

お気に入りのおもちゃ、絵本を少しだけ持参。

ぬいぐるみはダニやアレルギーの原因になるので、なるべく避けたほうがよい(持参する場合も少なめに)と言われました。

 

⑩洗濯物を入れるビニール袋(レジ袋)

汚れものを入れるので、中〜大きめのもの。

 

*   *   *

 

持ち物には、全てフルネームで記名しておきます。(紛失予防のため)

 

仕事の都合などで毎日面会に行けない場合は、パジャマやタオルは少し多めに持参した方がよいでしょう。

 

あと、念のため上履き(幼稚園で使うようなシューズタイプ)を持参しましたが、しばらくは安静のため上履きを履いて歩き回るようなことはないので、「持ってきてください」と言われてからでも大丈夫です。

 

初めての入院だと、あれも必要?これも必要?と考えてしまうかもしれませんが、まずは①〜⑩のものがあれば間に合います。

 

はじめからあれこれ買うとお金もかかりますので、「不足があれば買い足す」くらいで大丈夫です。

 

あとは、お母さんたちが疲労・心労で倒れないように!!ということですね^^

子供の生命力を信じて、病院でしっかりケアしてもらえる間は、お母さんたちも休みましょう!

 

【胞状奇胎・入院手術】医療保険に入っている方は、給付金の対象になる可能性あり!給付金請求の注意点と実際にもらえる金額は?!

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こんにちは!

胞状奇胎の手術を受け、現在経過観察中のどらママです。

 

今回は、「胞状奇胎で入院・手術を受けたら、医療保険の給付金の対象になったよ!というお話です。

 

実際に、給付金はいくらもらえるのか

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入院・手術はお金がかかりますからね。

給付金がいただけるというのは、大変ありがたいです。

 

結論からいうと、私が入っている医療保険(月額¥3,090)で、胞状奇胎による計2回の入院・手術に支払われる給付金は以下のようになります。

(注:まだ請求前なので、見込み額になります)

  • 入院日額 ¥6,000  ×3日分(1回目は日帰り入院、2回目は一泊二日入院)
  • 入院見舞給付金 ¥24,000(1回目) + ¥24000(2回目)
  • 手術給付金 ¥120,000

合計すると、¥186,000もの給付金がもらえることになります。

(あくまでも見込みですが……)

やったーーー!!!

 

給付金をもらうための手続き

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給付金をもらうためには給付金請求の手続きが必要になりますが、疾患や契約内容が給付の対象になるかどうか、まずは保険会社の人に問い合わせてみましょう。

 

私も、自分の医療保険がどういう契約内容だったか正直覚えておらず、「そういえば医療保険入ってるじゃん。もしかして、お金もらえる??」という非常にぼんやりした感じで保険屋さんに確認しました。

 

入院・手術をしたことを伝えると、

「入院については給付金がおります。」

「手術については、今回の病名ですと、診療報酬区分でK909もしくはK911に該当すれば給付対象になります」

とのことでした。

 

ちなみに、

  • K909(流産手術)
  • K911(胞状奇胎除去術)

となります。

 

そして、給付金請求に必要な書類を届けてもらいました。

 

給付金請求に必要な書類のひとつに、医師の診断書があります。

診断書は病名・手術名・入院期間などを証明するもので、給付金請求には必須の書類です。

 

ここでひとつ注意があります!

診断書作成を依頼する前に、「自分がK909もしくはK911に該当するかどうか」診療報酬区分を確認しましょう!

 

診療報酬区分は、病院事務(受付の職員など)に問い合わせるとすぐに教えてくれます。

なぜ先に確認が必要かというと、診断書を作成後に、もし「給付金に該当する診療報酬区分でなかった」となっても、一度作成された診断書は「やっぱり不要なので返金してほしい」というわけにはいきません。

そうなると、診断書作成料(¥5,400)が無駄になってしまいます。

 

私はこの区分に該当していたので、給付金請求のための診断書を依頼しました!

 

そもそも医療保険は必要なのか問題

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給付金もらえるよ!!やったーーー!!!と言っておきながら何ですが、

「そもそも医療保険て必要?」という疑問があります。

 

ここで、入院・手術にかかったお金と、給付金について計算してみましょう。

 

胞状奇胎の入院・手術費用は、

  • 1回目が約¥46,000
  • 2回目が約¥33,000        

合計すると約¥79,000かかったので、それを差し引いても¥107,000いただけることになりますね!!

 

しかし、この保険には現時点で2年5ヶ月の間加入しており、毎月¥3,090の保険料を支払い続けています。

¥3,090 × 29ヶ月=¥89,610 もの保険料を支払っているので、まあ、給付金でこれまでの保険料を取り戻した+αのお小遣い……といったところでしょうか。

 

この保険、1年前から見直さないとな〜と思いながら、手続きなどが面倒でそのままになっていました。

結果としてはこのような病気になったので、入っておいてよかったといえばよかったのですが、今後どうしようかな〜。

 

そもそも日本には国民皆保険制度があり、私も会社の健康保険に加入しています。

健康保険には「高額療養費制度」というものがあり、1ヶ月である一定ラインを超えると、それ以上の医療費は請求されないんですよね。

 

給付金でまとまったお金がいただけるとしても、そもそも毎月の保険料を支払っています。

月々の保険料は大したことない……と思っていても、契約期間が長くなれば、けっこうな金額になってしまう。

私も今回のブログを書くにあたり保険料を計算してみて、「2年5ヶ月で¥89,610もの保険料を払っていたなんて!!」と愕然としました。

 

たまたま病気になって手術をしたけれど、病気にならなければ「将来への不安」のためにお金を捨てているも同然じゃないか……と思ってしまう。

まあ、保険というビジネスが人々の「不安」を利用したものなので、そいういうものなんでしょうけど。

 

どうしようかな〜保険。

ひとまず給付金もらったら、解約しようかな〜。

 

まとめ

保険の必要性はさておき、胞状奇胎で医療保険の給付金がもらえるよ!というお話でした。

保険会社や契約内容によって、もらえるorもらえない、金額なども様々だと思うので、まずは保険会社に問い合わせてみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【胞状奇胎術後】術後の定期検診、予後の管理について。胞状奇胎は手術をして終わりじゃない!

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こんにちは!

2018年7月に全胞状奇胎の診断を受け、2回の子宮内容除去術を施行、現在は経過観察中のどらママです。

 

今回は術後の定期検診についてのお話です。

胞状奇胎と疑われてまず受ける治療は、速やかに手術をして病変を取り除くことです。

しかし、手術で悪いところを取ったからオッケー!!という簡単な病気でもないのです。

胞状奇胎について勉強すればするほど、「術後の経過観察が胞状奇胎の予後を左右する。だから定期検診はサボらず確実に受けよう!!」という確信を得たので、今回はそれについてお話しします。

 

私自身の実体験と主治医からの説明をもとに、学術誌で調べた内容を織り交ぜてお話ししますね。

参考にした文献はこちらです。

 

胞状奇胎は手術をして終わりじゃない!予後管理が非常に重要

胞状奇胎の治療は、発見されたら速やかに子宮内容除去術を行い、その1週間後に再度同様の手術を行います。

そして、とても重要なのが「手術をしたら終わり」ではなく、「術後も定期検診を確実に受ける必要がある」ということです。

 

これは、胞状奇胎という病気の予後に関係します。

胞状奇胎は、ざっくりいうと胎盤をつくる絨毛という組織が水ぶくれの状態に変化し、異常に増殖する病気」です。

そして、この絨毛組織が子宮の筋層や血管へ入ってしまうと、「侵入奇胎」「絨毛がん」へと移行し、場合によってはがんが全身に転移することもあるのです。

 

このような危険性をはらんだ病気であるため、術後少なくとも3年間は定期検診を受け、経過を見ていく必要があります。(長っ!!)

 

胞状奇胎術後の予後は?なぜ定期検診が重要なの?

胞状奇胎は、血液検査でhCG(絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが異常な高値を示しますが、手術で病変を除去すると、hCG値は徐々に減少するのが通常です。

 

しかし、「hCG値が減少が乏しい・もしくは一旦減少したhCG値が再び上昇する」ことがあり、そのような場合「侵入奇胎」や「絨毛がん」を疑います。

「侵入奇胎」「絨毛がん」は、臨床的には「腫瘍」として扱われるため、化学療法や病巣部位の摘出手術が必要です。

 

もちろん、これらの病気と結論付けるには臨床所見や画像検査などの診断が必要ですが、まずは「血液検査でhCG値が異常値(高値)を示している」ことが診断の第一歩となります。

 

このように、定期的にhCG値をチェックすることで異常の早期発見が可能となるため、定期検診が非常に重要なのです。

 

定期検診の頻度と、術後hCG値の推移

私は2018年7月末に初回手術・8月初旬に2回目の手術を受け、現在(2018年9月時点)は2週に1回の定期検診を受けています。

 

その都度血液検査と、医師の問診・内診を受けていますが、現在のところhCG値は順調に減少しています。

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*先日、写真の「絨毛性疾患管理手帳」というものをもらいました。

定期検診の際に提示すると、術後のhCG値を記入してくれます。

 

「絨毛性疾患取扱い規約【第3版】」によると、

胞状奇胎娩出後、5週で1,000mIU/mL、8週で100mIU/mL、24週で血中hCG値カットオフ値(0.5mIU/mL)の3点を結ぶ線を判別線とし、いずれの時期でもこのラインを下回る場合を経過順調型(Ⅰ型)とし、いずれか一つ以上の時期でこの線を上回る場合を経過非順調型(Ⅱ型)と分類する。

とされています。

そして、この判別線を上回る場合には、画像検査などの精密検査が必要になります。

 

▼ 参考までに、私のhCG値の推移はこちらになります。

 術前 177814.4mIU/mL

術後1週 5392.8mIU/mL

術後2週 600.1mIU/mL

術後4週 51.0mIU/mL

術後6週 9.0mIU/mL

 

 

私の居住する神奈川県の「神奈川県産科婦人科医会」では、「胞状奇胎の患者様へ」という説明文を提示しています(説明文は、かかりつけの病院でもらいました)。

以下、重要な部分を抜粋してご紹介します。

(文章の流れ上、実際の説明文と記述の順番が前後している部分があります。また、文字の装飾は私自身が行っています。ご了承ください)

 

胞状奇胎と診断された後の管理には、一次管理と二次管理があります。

一次管理とは、手術後半年間をさします。(中略)定期検診は、手術後12週間、またはhCG値が陰性化するまでは少なくとも隔週1回(2週間毎)、その後は主治医の指示により1カ月に1回(4週間毎)受けてください。(中略)自覚症状がなくても、必ず主治医の診察を受け、その指示に従うことが重要です。また、次の妊娠が許可されるまでは必ず避妊をしてください。

二次管理とは、一次管理が順調に経過した後、異常を早期発見するために行われる管理のことです。通常3~4年程度、管理することが必要です。

 

このように、定期検診の重要性が強調されています。

それほど胞状奇胎という病気は、予後の管理が大切ということですね。

 

私の場合も、現時点では順調にhCG値が減少していますが、いつ再上昇するかわかりません。

 

侵入奇胎の場合、一次管理中にhCG値が経過非順調型を示すことが診断の手がかりとなります。

絨毛がんの場合は、術後半年を過ぎhCG値が陰性化した後の二次管理中にhCG値の再上昇(妊娠を除く)があれば、その発症が疑われます。

(臨床婦人科産科 2012 Vol.66 No.8より引用、一部表現を変えています)

 

「hCG値が順調に減少している」「hCG値が陰性化した」というのは一つの通過点であり、その後少なくとも3年間は慎重に経過を見ていかないと、100%安心はできないということです。

 

胞状奇胎と診断された方はもちろんですが、患者さんを取り巻く周囲の人々(家族、知人、職場の上司や同僚など)にも胞状奇胎という病気やその予後、検診の必要性について十分理解してほしいと感じました。

 

 

今回参考にした文献はこちらです。

専門用語が難しく感じるかもしれませんが、内容としては読みごたえがあります。