真面目だけが取り柄
昨年の11月から、とある女性メディアでライターのお仕事をさせてもらっているのだが、担当者さんがとても素敵な人だ。
大元のクライアントさんとライターである私を繋いでくれるのがこの担当者さんなのだが、とにかく人当たり(会ったことないけど)が良くて、メッセージのやりとりではいつも私のことを気にかけてくれていることが伝わってくる。
メッセージの最後には、いつも必ず「ありがとうございました」の一言が添えられ、本当に、本当に大好き(語彙力…)。
向こうも私の仕事を気に入ってくれているようで、とてもいい関係を築けている。
今年の2月に入って、その担当者さんから新しい仕事をもらった。
新しい仕事は私の得意とする医療・健康分野で、この担当者さんとお仕事をするきっかけとなった女性メディアとは全く異なるジャンルなので、意外なところからお仕事が発生して驚いた。
しかも、提出した私の記事を、他のライターさんに示すレギュレーションの「模範例」として載せてくれた。
日頃の仕事の質・姿勢を評価してもらえると、思ってもみないところで仕事に繋がるんだと実感した出来事で、身の引き締まる思い。
私の唯一の取り柄といえば、仕事に手を抜けないこと・真面目なこと。
要領悪いし、頼まれていないことまでやってしまうお人好しな性格で損をすることも多いけれど、こうやって良い方向に繋がっていくこともある。
ネット上の付き合いとはいえ、人間同士のやりとりなのだ。
ネットで顔が見えないからこそ、私の人柄を伝えるのは「文章」しかないとも感じている。
文章は人柄。人柄が文章に滲み出る。
このブログはとくに、好き勝手書いているから私の性格や本心が出てしまっているし、他の方のブログを読んでは勝手に人柄やライフスタイルなんかを推測していたりする。検索して出てくる記事だって、似たような内容でも好きな文章とそうでない文章がある。
書いている人の人柄が、じんわりと現れるのが文章なんだな、と思う。
私は他人の考えていることを知りたいし、「どんな生活をしているのか」ということにとても興味がある。
その人の思考や生活の背景を覗き見ることができるエッセイが好きなのも、そのせいだろう。
文章を通して、人(人柄・思考・生活など)を知ることができるって、スゴイことだ。
果たして、このブログから私の真面目さは伝わっているでしょうか……?
終