どらママの日記

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よい文章とは?「オリジナル」の文章を書くためのレッスン

f:id:aiendo:20181025043950j:plain素敵なことばや文章に出会うと、素直に感動します。

まっすぐ心に響くことば、じんわりと染み入るようなことば。

その場の空気や音、手触りまでも感じさせるような表現力。

 

優れた文章は何が違うのでしょうか?

語彙力?文章力?

それだけでは、人の心を打つことはできません。

 

人の心を打つ文章を書けるかどうか。

それは「体験」と、「言語化する力」にあります。

 

よい文章の条件

今読んでいる、梅田卓夫著「文章表現 四〇〇字からのレッスン」に、こんな一節があります。

よい文章とは、

①自分にしか書けないことを

②だれにもわかるように書く

ということを実現している文章。

これがひとつでも、あるいは両方欠けている場合には、よい文章とはいえない、と。

 

①自分にしか書けないこと、というのはまさに自分が「体験」したこと。

体験によって、そのことについて知っている・何かしら感じたものがある、ということ。

 

②だれにもわかるように、というのは、自分の中にあるぼんやりとしたもの・抽象的な事柄を他人にもわかるように「言語化」したもの、といえます。

 

 

自分のなかの「ことば」を増やすには

「体験」することでしか得られないものがあります。

それは技術的なことであったり、感覚的なものであったり。

 

旅行に行ったり、どこかに何か特殊な経験をすることだけが「体験」ではありません。

昔通った通学路を歩いてみる。

どんな草花が生えているか観察してみる。

子供の頃のように枯葉を踏んでみる。

金木犀の香りがどこから漂っているのか、周囲を見渡してみる。

ここにあったのか、と発見する。

 

普段見過ごしてしまうものでも、意識を向けることで音や香りを体験できます。

このように、「体験」を日常的に意識すると、自分の中に「ことばのモト」が蓄積されます。

 

自分のなかにある感覚を「ことば」にする

「赤」という色ひとつにしても、それはいつか見た夕焼けの赤であったり、色褪せたランドセルの赤であったり、肉感的な唇の赤であったりするように、それぞれに自分の中の「赤」があります。

 

これまでの体験で見て、聞いて、感じて、触ったものや事柄は「ことばのモト」です。

体験によって得た「暖かさ」「やわらかさ」「怖さ」「衝撃」などの感覚的なものは、あくまでも「自分にしかわからない感覚」で、極めて個人的なものといえます。

 

それを、他人にも伝えるために「言語化」する。

自分の感じた手触りや感動をどうやって伝えようか。

それを他人にも理解してもらうために「ことば」があるのです。

 

体験(ことばのモト)はメモしよう

「文章表現 四〇〇字からのレッスン」のなかで、梅田氏はこのようにいっています。

「自分にしか書けないこと」を見つけるために、まず最初にすべきことは、自分の中にことばをさがし、イメージや感覚を断片的なことばによって書き留めることです。

(中略)

文章の内容を形成することば(断片)を時間をかけて蓄積することです。それをまじめに行うことが、よい文章を能率的に書く近道です。

 

ことばを蓄積する。

そのストックが多く、かつ言語化する力に長けているほど「よい文章」が書けるということですね。

 

言語化する力」をつけるためには、梅田式のレッスンがあるのですが、こちらはまた別の機会に書きたいと思います。